上磯高校では、校舎を共有する「北斗高等支援学校」と共通の校訓「協和」を掲げ、様々な教育活動を協力して実施しています。

 

(1) インクルーシブ教育

 インクルーシブ教育とは、障がいの有無に関わらず、全ての子どもがともに学ぶ仕組みのことをいいます。インクルーシブ教育を進めるためには特別支援教育が必要不可欠です。本校は全日制普通科の高校ですが、北斗高等支援学校の協力を仰ぎながら、多種多様な子どもたちがより良い学校生活を送るための手厚いサポートを実施しています。

 

両校職員による合同研修会


(2) 清渓祭等行事の合同実施

 毎年7月に清渓祭(学校祭)を実施していますが、清渓祭を始めとする生徒会行事は、上磯高校と北斗高等支援学校が合同で実施しています。両校生徒会が企画段階から入念に打ち合わせを実施し、当日の運営も行っています。

 

上磯高等学校と北斗高等支援学校の合同生徒会による企画・運営


(3) 授業や部活動における交流

 体育の授業や部活動における交流も実施しています。両校が活動を共にすることでお互いのことを理解し、インクルーシブ教育を進める一助となっています。

 

両校合同体育の様子


(4) “福祉”に関する取組み

 上磯高校では3年次の選択科目に福祉の専門科目である「生活と福祉」を設置しています。福祉への理解を深めるため、北斗高等支援学校の福祉サービス科に協力をいただき、以下のような取組みを実施しています。

 第1学年 北斗デュアル実習見学・北斗校内実習体験

 第2学年 北斗デュアル実習参加

 第3学年 上磯教諭をMT、北斗教諭をSTとする「生活と福祉」